1951-02-12 第10回国会 衆議院 予算委員会 第13号
そこでポツダム宣言の解釈上において非常な疑点を生ずるのでありますが、ポツダム宣言の第十二条には「前記諸目的ガ達成セラレ且日本國國民ノ自由ニ表明サル意思ニ従ヒ平和的傾向ヲ有シ且責任アル政府ガ樹立セラルルニ於テハ聯合國ノ占領軍ハ直ニ日本國ヨリ撤収セラルベシ」とこう書いてある。
そこでポツダム宣言の解釈上において非常な疑点を生ずるのでありますが、ポツダム宣言の第十二条には「前記諸目的ガ達成セラレ且日本國國民ノ自由ニ表明サル意思ニ従ヒ平和的傾向ヲ有シ且責任アル政府ガ樹立セラルルニ於テハ聯合國ノ占領軍ハ直ニ日本國ヨリ撤収セラルベシ」とこう書いてある。
南カロライナ州議会は、日本國國会議員の来訪に対し、歓待の意を表るとともに、一行の接待のため、特に上下両院議員六名よりなる委員会を設けることとし、一行が本会議及び各種委員会の議事を見学し、米国人の抱懐する個人対嚴の観念、國民の民主的運営、並びに列國國民と友誼相和し、かち得たる平和の惠福等を熟知し得るように便宜を供與するものである。右御報告書申し上げます。
第二点の問題は見返資金の拡充によりまして運用によりまして、我が國國民経済を拡張さして行こう、こういうことであります。これにつきましても、御説明を省略いたしまするが、先般來民間投資並びに公供的事業投資というこの二つの方針を決めまして関係方面と目下折衝中であります。御承知の民間投資といたしましては、我が國の基幹産業でありまする電氣、石炭、鉄、造船等の拡充を図つて行こうというのであります。
然るに終戰後我が國國民経済が根本的な立直しを要請せられ、國民生活安定と向上が一切の再建の根本的前提となりました今日、政府は毫も専賣制度の根本的反省をすることなく、旧態依然として而もそれに輪をかけておるのであります。むしろ惡質院した専賣制度となつておるのであります。
それと同じに中國國民政府治下においてはゼロなのです。ところが新聞紙の傳えるところによると、太原におきましては三千人の日本人の海員が死んでおるのです。それから捕虜も六千人おる。世界経済新聞の傳えるところによると、鳥目になつてまで、國民政府軍の閻錫山というようなつまらない軍閥の手先になつて日本人が殺されている。これはもつてのほかの醜体であると思う。
終戰以来わが國國民経済は一変いたしましたが、依然として輸出産業の大宗であります蚕糸業は國民経済の最も重要なものとして、自他ともに許しておるのであります。この際にあたりまして、今回政府は國立学校を設定するにあたり、繊維産業の重要性をいかに認識されたかしりませんが、繊維教育の殿堂である上田繊維專門学校を、われわれは纖維の單科大学、特に世界に誇る單科大学として発足したい熱望を持つておつたのでおります。
米國の國会をして、米國國民のみならず世界に重きをなしているゆえんも、またここにあると存じますが、まことにこの点はうらやましい次第であります。 次に図書館の藏書について申しますと、さきに衆参両議院の図書の移管を受け、また旧満鉄、東亜研究所、支那文庫等の図書を購入し、次いでこの一箇年間に納本あるいは購入で新刊書を加えましたので、現在合計三十万余冊になつております。
況んや今日においてすら、米國國民は対日救済のための税負担を一日も速かに軽減乃至免れんことを希望しておる実情からいたしましても、誠に憂虞に堪えぬところでありまして、海外援助と昨年の豊作とによつて、表面一時安定しておるかに見える食糧事情は、一皮剥げば実に危險極まりなき危機を孕んでおるとしか思われません。
占領費並びに日本の降伏のときから米國政府によつて日本國に供與せられた借款及び信用は、日本國が米國政府に対して負つている有効な債務であることは勿論でありまするが、米國の好意を物語るかくのごとき数々の証左に直面して、我々としては、これに比較すれば甚だ少額の阿波丸事件の賠償請求をいつまでも固執するということは、米國國民の感情を考慮することから言つて当を得ないことであると感ずるのであります。
食糧確保が、よくいわれるところの米國國民の負担の軽減のためにも、輸出振興以上の緊急事であることは、十分了解されると思うのであります。これを農業を自由なる企業と考えて、農業の自己資本を投ずべしとする現内閣の政策は、かつて日本になかつた大きな農業政策の大轉換であります。(拍手)この根本的な認識に立つて行くならば、日本の農村は強制的な供出制度のもとにおいて、たちまち崩壊し去ることは当然であります。
かくのごとき米國の好意を物語る数数の証左に直面して、われわれはこれに比べれば、比較的小額の阿波丸事件の賠償請求をいつまでも固執することは、衡平の観念から見ても、また米國國民の感情を考慮する上からいつても、むしろ当を得ないことであると感ずるのであります。
(拍手)彼の英國國民が非常なる決意の下に経済的自立を目指して協力一致いたしておる態度は、我々の最も学ぶべきところであると信ずるのであります。私は現内閣が今後遂行せんとする強力にして責任ある政策に対し、國民諸君が全幅の後援と鞭撻とを與えられんことを特に希望して止まないのであります。 ここに一言申上げたいことは、近く設定を見まする單一爲替についてであります。
(拍手)英國國民が非常なる決心のもとに経済的自立を目ざして協力一致の態度は、まことにもつてわれわれが最も学ぶべきところと信ずるのであります。(拍手)私は、現内閣が今後遂行せんとする強力にして責任ある政策に対し、國民諸君が全幅の後援と鞭撻を與えられんことを切望してやまないのであります。(拍手) ここに一言いたしたいことは、近く設定を見る運びになつております單一為替についてであります。
なお、本日辞職され、議員を辞せられた泉山氏につきまして、私は今さら個人の責任を云々しようとは決して思いませんけれども、いやしくも身大蔵大臣の職にございまして、しかもわれわれが徹夜いたして、眞劍に——國國民か、きようあすに迫つた予算審議を望み、期待しておる、その期待のために寝食を忘れたという姿におきまして苦心しておりまするのに、酒を飲み、女に戯れ、特に速記録に見ますれば、そんなことはどうでもよい、お前
その地方、ひいては全國國民が、その産業の開発によつて、ともに恩典に浴するという建前から総合計画を立てて、開発に努めようといたしておるのであります。 さらに東北方面に対するお説でありますが、これも竹谷君の仰せのごとく、從來はあるいはややともすると、他の地方よりは施設が遅れたというきらいはあつたと存ずるのであります。
新憲法のもと、連合國側における厳正にして寛容なる施策のもとに、日本國國民は、遅々たりといえども一歩一歩荒廃を興し、再建の緒につくを得たることは、吾人の最も喜びとするところにして、われわれは、ここに連合國最高司令官を通じて、連合各國に対し、満腔の謝意を表するものであります。
ポツダム宣言には、「日本國政府は、日本國國民の間における民主主義的諸傾向の復活強化に対する一切の障礙を除去すべし」と命じておるのである。これらの反民主主義的一連の疑獄に対し、政府はいかなる決意を持つて國民にこたえんとされるか。 二十日、本議場において、吉田総理は、共産党の徳田君の質問に対し、たとい民主自由党から多数の犠牲者を出すとも政界浄化を断行すると言明された。
然るに米國國民の平和愛好的熱意が実証されてトルーマン大統領が再選されるや、十一月後半からは引揚が再開され、更に昨年は十一月で打切られたのが、十二月も亦引揚船が出るという状態になつておるのであります。こういう意味を以て、この事情を以て見ても、我々引揚促進を眞に実効あらしめんと欲するならば、我々日本國民の間に平和擁護の熱望を強く植付けなければならないと思うのであります。
これは、今日のわが國國民の私経済はいまさら私が申し上げるまでもないが、ただちに國民生活を圧迫するとともに、大衆課税の幣に陷りやすい。取引高税においても同じような結果で、しかも脱税を誘発せしめる、こういうような点において特に考えてもらいたい。
(拍手) 御承知のごとく南氷洋捕鯨出漁は、現在の食糧事情のもとにおきましては、ただに産業的に重要なる意義を有するに止まらず、終戰以來の閉されたるわが國國民経済の將來に一道の光明と希望とを與えるものであります。連合軍当局が、このたび第三次の出漁許可を與えられましたことは、ひとりわが國水産業の喜びであるばかりでなく、全國民のひとしく喜びとするところであります。